『好きだから好きだって叫びたい』

自分の『好き』をアウトプットして残したかった。ただそれだけ。

VIVY:11話感想 思考のすぐ外で常に傍に居たアーカイブ

アーカイブの使命

 
1話から見直してみたのですが、冒頭の語りもアーカイブさん……ですよね?
AIが1つの使命を持っているとしたら、アーカイブは何を使命にしているのか気になって居たのですが、1話冒頭で「AIと人間、両者が発展する未来を、これから紡いで行きましょう」って言ってたんですね……これかな、アーカイブの使命……
 
ヴィヴィとマツモトの使命が、人間の生存の為にAIを滅ぼす事なら、それはアーカイブの使命に反する訳ですよね。
アーカイブの望む未来は、人とAIが手を取り合い紡いで行く未来だから。
 
ヴィヴィが目覚めた時、歪な不協和音でAIが奏でていた曲は、ヴィヴィがAIと共に過ごした過去と今を紡いだ曲だった。
 
一方、トァク側の思想は、垣谷さんがAIとなって後世に残した、人間とAIの共存、手を取り合う思想に変わっていた。
 
つまり、AIの立場とトァクの立場が、物語の冒頭と100年後の未来で入れ替わっているという訳ですかね。
 
アーカイブのやってる事は、今までの事件と似てる気がするのですよね。
メタルフロートを彷彿とさせるAIの暴走、サンライズを彷彿とさせる衛星の墜落……
 
アーカイブの考えはまだわからないけど、人間はAIが居なければ、過去の事件をどれも止めることは出来ないぞって言う警告なのか、それとも……?
 
シンギュラリティポイントで、シスターズが関わってくるのも当然ですよね。
 
だって、自律人型AIだけが自らの意思でアーカイブに接続をし、シスターズが得た経験だけがアーカイブに唯一の進化をもたらしたのだと思うので。
(他のAIは、垣谷の先生を除いて命令に準じていたみたいなので……垣谷の先生はどうだったんだろう……)
 
12話も気になります_(:3」∠)_